実話体験

下関マグロの
1万円、射精の旅〜風俗道中膝栗毛〜 第2回


世の中不況の真っ只中。とにかく安く射精したい。というわけで、1万円でどこまで射精できるかを検証するため下関マグロが旅に出た。その旅の道順や料金をすべて明かし、読者も参考にできるような風俗道中記、いわば現代版風俗の風俗道中膝栗毛である。

マグロ風俗を体験取材!
 ワニマガジン社の「ドクロス」という雑誌からの依頼で、マグロ風俗の取材をしている。 “マグロ風俗”とはどういうものかといえば、客である男性は何もせず、一方的にサービスを受けるというものだ。たぶん、僕が下関マグロというペンネームだからこういう依頼されたんだろうけれど、前号でも書いたけれど、僕は風俗にくわしいわけではない。本格的な風俗取材というのは今回初めてである。担当のS君が取材申し込みをしてくれて、取材するのは全部で8軒の風俗店。このとき初めて知ったのだけれど、風俗の取材ってすべてが体験するわけじゃないのね。もちろん、実際に体験するものもあるんだけれど、「疑似体験」といわれる取材方法もあるのだ。これはどういうものかというと、文字通りサービス内容を擬似で体験するというもので、女の子は脱がないし、射精もダメなのである。その雰囲気だけを取材するというものだ。
ところが、今回はこの疑似体験ばかりが続いてしまった。S君は
「やはり、マグロさんに射精してもらわないとなぁ」
 と少々悩んでいる。そこで僕は、
「それじゃ、実際にお金を払えばいいんじゃないの。そうすれば射精させてもらえるし」
 と言ってみた。しかし、考えてみれば、金を払って取材をしていたのでは、原稿料をもらっても赤
字になってしまう。と、そこで、思いついたのがこのWebページの連載である。1万円以内なら、経費も出るし、一石二鳥である。
 取材予定の8軒のリストを眺めて、料金の安そうなところを選んだ。それが、秋葉原にあるワンダーナイツである。前回と同様、今回も秋葉原だ。偶然というか、秋葉原は風俗の相場が安いのだろうか。で、どういうお店かというと基本的にはビデオボックスである。ビデオを見て途中から女の子がボックスに入ってきて手コキをしてくれるというものだ。そして価格が、なんと4500円。くーっ。これだと1万円の経費が出るため5500円も余ってしまう。なんだか一石三鳥って感じだなぁ。
ビックリするような可愛い女の子
 料金の内訳は、入会金1000円と写真指名料1000円、それからビデオボックスでのフィンガー(手コキですね)の料金が1500円である。合計4500円。これで射精できるなんて、なんて安いんだ。1万円払ってお釣りが5500円。時間は30分。最初の15分はビデオを見て、その後の15分で女の子がきてくれる。
 さて、ビデオボックスは狭い。デッキ付のテレビ、ビデオラック(ビデオの数は少ない)があって、長いすが置かれているのだけれど、1人が入ってもデブな僕にとっては息苦しい。そこにS君と2人で入る。
とりあえずビデオをセット。しかし、これじゃ勃起しないなぁ。1人ならまだしも、S君もいっしょだもんなぁ。しばらくすると手コキ要員さんがやってきた。手コキだけでいいのだから、てっきりオバさんなのかなと思っていたんだけれど、若くて美しいおねえさんだ。くーっ、感激。そのおねえさんが、長椅子の隣に座る。そしてローションをたっぷりチンコンに垂らして、手コキしてくれる。おお、気持ちいい。
 しかし、前述したように雑誌の取材と同時進行である。S君が狭いビデオボックスにいっしょに入ってデジカメでパシャパシャ僕を撮影。勃起はすれども射精までは至らない。こ、これはいかん。あせる。しかし、あせればあせるほど射精からは遠ざかっていく。まいったなぁ。
 刻々と過ぎる時間。あせる気持ち。で、あっという間に終了。あ、いかん。雑誌の取材は擬似でもいいけれど、こっちの「射精の旅」ではウソをつかず、本当に射精しようと思っている。こうなったら、延長だ。というわけで、延長料金4000円を支払う。こんなことなら最初からもっと長いコースにしておけばよかったよ。ま、これでも合計8500円。まだ経費でおぎなえる。
 が、S君がどうにも気になって、ダメだ。女の子も一生懸命手コキをしてくれるんだけれど、どうも射精の「しゃ」の字もダメ。さらに本当なら上だけは脱いでくれる手コキ要因のおねえさんもカメラを向けられている限りは脱げないそうだ。
なんとか射精はしたものの
「S君、頼むからちょっとボックスを出てくれないかなぁ」
 延長の15分が終わりに近づいたときに僕はそう叫んでいた。これじゃどうにも射精しそうもない。仕方なく、再び延長。ボックスの表まで店員が来て集金にくる。これで、延長料金だけで8千円。最初に4500円支払っているから、な、なんと12500円。くーっ、ついに2500円の赤字が出てしまった。ところが、2人きりになると雰囲気が一変した。カメラがなくなったことで女の子も上を脱いでくれた。小ぶりのオッパイがポロロンと出てきた。タイプだなぁ。
「きょうは暑いから汗かいちゃってて」
 と女の子が言う。背中をさわると薄っすら汗をかいている。さらにちょっと甘い汗の香が鼻腔をくすぐる。と、勃起は最高潮。
「さわっていいですか」
「乳首を強く触られるのはこまるけど、全体をやさしくさわってくれるのなら、大丈夫よ」
 と笑う彼女。いいねぇ。ちょっとさわらせてもらう。
「あの、肩を抱いていいですか?」
 と、いよいよフィニッシュというときにそう聞いた。
「もちろんいいですよ」
 おお、ぐっと肩を抱き寄せたときに手コキの速度もまし、射精への大きな波がやってきた。そしていっきに射精。ホッ。しかし、時計を見たら5分しか経過していない。なんてこった。というわけで、女の子と10分ほどおしゃべり。いま気がついたんだけれど、さっき開店したばかりなのに、すでに店内はお客さんでいっぱいだ。もちろん顔をあわせることはないのだけれど、その雰囲気でわかる。「混んでいるんだね、いつもこうなの?」
 女の子はそうだと答えた。やはりこの安さは魅力だよなぁ。ここは、ビデオボックスだけではなく、ヘルスのコースもある。そちらもけっこう安いのだ。
 それにしてもシャワーを浴びることもなく、ただ射精するだけ。こういう風俗もあるんだぁと思った。4500円だったら、まったく問題なく安いといえただろうけど、今回は僕の敗北だ。もう少し風俗の知識を仕入れて、みなさんのためになるようなレポートをしよう。とうわけで、有益な情報のある方はいろいろ教えてほしい。もちろんタダで遊ばせてやるので、取材に来いというお店も大歓迎だ。


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