<石川県>
石川県押水町の宝達山のふもとに、モーゼが来ていたという伝説が残っている
。モーゼは古代ヘブライ王国の指導者で、映画「十戒」で有名な紀元前13世紀の人物だ。ユダヤ人はイスラエルを中心にヨーロッパや中近東に住んでいたが、エジプトではパロ王がユダヤ人を迫害していた。モーゼもエジプトで育ち、青年時代を過ごしたが、あまりにユダヤ人の暗黒時代が続くために、数十万人のユダヤ人を引率し、イスラエルの地を目指す。絶対君主であった暴君パロ王から逃れる逃亡の旅でもあった。ユダヤ人たちは水と食料に困り、飢えから病人や死者が相次いだ。ユダヤ人の反乱も多発してこの旅は困難を極めた。そして、一行が紅海にたどり着いた時には船もなく、後ろからは追撃と絶体絶命のピンチに陥る。この時に旧約聖書で有名な紅海の水わけを行い、脱出に成功する。
ユダヤ人がイスラエルにたどり着いた時は、40年も歳月が経っていたという。その後、モーゼはシナイ山に登り、神より「十戒」を授かる。こうした伝説の英雄・モーゼは十戒石と共に、宝達山の頂上にある三つの塚に眠るというのだ。三つの塚は高さ10m程の山のような古墳が三つ並んでおり、全体が樹木に覆われている。この古墳のどこかに世界を制するといわれる十戒石があるのだろうか?世界の秘密結社・フリ―メーソンは創立時から必死になって十戒石を探しているという。
そして1945年、第2次世界大戦の終戦直後、衝撃的な報告が米軍のGHQ本部に入った。なんとGHQの直属部隊が密かにモーゼの墓を調査したところ、謎の巨人骨と一緒に、異国風の兜や奇妙な形の貴金属を発見したというのだ。これがモーゼのものか、どうかは不明であったが徹底的に隠蔽され、正式な発表はなかった。部隊が山中に入り、モーゼやその一族の墓と伝えられる三つの塚を調査し、モーゼの墓近くの石灰山を掘っていたところ、膝からくるぶしまで約90cmもある人骨を発見したらしい。巨人骨以外に石灰山から古代に使われていた壷も発見されたという。高さ、33cm、直径23cmもある精巧な土器で、高貴な人物が使っていたらしい。